食物繊維

お腹の掃除機、食物繊維。便秘の解消などにも注目の成分です。

 

食物繊維の効果や特徴

食物繊維の分類

食欲抑制型

カロリーコントロール型

デトックス補助型

食物繊維とは

食物繊維とは簡単に言えば人間が消化吸収の出来ない炭水化物・糖質のことです。

人間の体内で特に大腸の働きでは食物繊維が重要な役割を担っていて、食物繊維が不足すると大腸の機能も鈍ります。

食物繊維は人間にとって特に栄養素とならない事から昔は食べ物のカスとも言われていましたが、腸内を綺麗にする働きやダイエットの効果などで最近見直されてきた成分でもあります。

食物繊維には満腹感を感じさせる、糖やコレステロールの吸収を緩やかにする、体内の老廃物を排出させるといった様々なダイエット効果があり、大腸がんなどの予防にもなるといわれています。

食物繊維は単体ではそれほど満腹感がありませんが、水分を含む事によって膨張し、満腹中枢を刺激します。そして、膨張した状態で胃腸を通る事で吸収されずに老廃物となった食品を絡めとるような形で体外へと排出するのを助けます。

食物繊維の摂取量は1日22g〜25gが理想とされていますが、現代では15g程度しかとれていないというのが実情です。

但し、食物繊維はその性質上他のビタミンやミネラルなどの吸収も阻害してしまう事があり、過剰に摂ると栄養不足となりがちになってしまいます。

取りすぎ、不足の両面に気をつけて、しっかりと必要な分を摂取するようにすれば、健康・ダイエットの両面で有効だと言えます。