キチン・キトサン

キチン・キトサンとは多糖類の一種。カニやエビなどの殻に含まれれる成分で、様々な健康効果や美容効果があり、注目を浴びている成分です。

 

キチン・キトサンの効果や特徴

キチン・キトサンの分類

カロリーコントロール型

デトックス補助型

キチン・キトサンとは

キチン・キトサンとなっているのは精製段階での違いで、カニの殻などからカルシウムなどを取り除いて得られるものがキチン。
そのキチンを加工して有害物の吸着などの効果を持たせたものがキトサンになります。キトサンだけにするというのは難しく、精製を行ってもキチンとキトサンが混ざってしまいやすいので、キチン・キトサンと一連で呼ぶ事が多くなっています。

ダイエットに効果があるのは主にキトサン。

キチン・キトサンは多糖類の一種で、食物繊維です。食物繊維としての働きで便秘などを解消しますが、特に・キトサンの働きとして注目したいのは脂肪分の吸着です。

脂肪分は体内で吸収される際に胆汁と混ざって油滴となります。キトサンはこの油滴を吸着して吸収を妨げるので、脂肪の吸収を防ぎ、コレステロール値が上昇するのを防ぐ働きをもちます。

キチンは水や酸には溶けず、キトサンは本来水に溶ける事はなく、弱酸にだけ溶ける物質ですが、精製によって低分子化されるなどして水にも溶けるようになります。

キトサンには高分子のものと低分子のものがありますが、低分子のもののほうがより体内に取り込まれやすく、効果が高いといえます。

キトサンは生体にとって無害といわれていますが、過剰に摂取すればビタミンAやEなどの脂溶性ビタミンの吸収を阻害してしまう可能性があります。

やはり他のサプリメントと同様適量を守って利用しましょう。